単 語よ み意味について
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「内」と「外」 謡本の表紙に書いてある「内」と「外」とは、昔、お殿様の前で即座で演能できるものを「内」とし、若干稽古の時間を許されるものが「外」とされていました
五番綴ごばんとじかつて、能は一日に五番を演じていたため、組合せを考えて五冊ずつ綴じられているのです。
一番最初が脇能といわれ、神物でした。
二番目が修羅物。
三番目が鬘(かづら)物といわれ、最も良く幽玄を表していました。
四番目が現在物。
五番目が切能といわれ、鬼物でした。
また、別格で「翁」が最も最初に来ることもありました。そして狂言は、これらの能の間に演じられていました。
謡の稽古順 平 物  (免状前)   三十番
入 門  (免状一通)  七七番
初伝序之分(免状一通)  二五番
初伝奥之分(免状一通)  一五番
中伝序之分(免状一通)   九番
中伝奥之分(免状一通)   九番
奥 伝  (免状一番一通)一一番
別 伝  (免状一番一通) 二番
三読物  (免状一番一通) 三番
蘭曲口之分(免状一番一通) 六番
蘭曲中之分(免状一番一通) 五番
蘭曲奥之分(免状一番一通) 四番
三老女  (免状一番一通) 三番
能の稽古順 平 物  (免状一番一通)三二番
初伝序之分(免状一番一通)七八番
初伝奥之分(免状一番一通)二八番
中 伝  (免状一番一通)一五番
奥 伝  (免状一番一通)一一番
習 事  (免状一番一通)一三番
大 習  (免状一番一通) 六番
三老女  (免状一番一通) 二番
小書習物 (免状一番一通)