合羽にテントを加えて



・当初、藩政時代は加賀藩に出入りする御用商「石動屋(いするぎや)」として道中合羽を主に営んでいた。

・明治四十二年、近代的な油紙による合羽を取り扱うことで創業の年とし、さらに大正年間にミシン機械の導入を得て雨合羽の縫製を実施、機械設備の拡充と共にテント部門も併業するに至った。これにより第二次大戦時代は舞鶴海軍工廠の重要指定工場ともなった。

・戦後、昭和二十二年、商号を「石野テント商会」と改める。

・昭和三十二年、先代要吉より秀雄が店主(六代目)に就任し、これ等の実績と技術を生かし、発展的にテント部門、雨合羽部門の専門店としての道を歩む。

・昭和四十八年、時代に対応して新町工場ビルを建設する。

・昭和四十九年、石川県知事許可建具工事業を、同五十五年には鋼構造物工事業を取得(般-2888)する。

・昭和五十一年、塩化ビニール系生地の熱溶着ウェルダー機械、ライスター機械を導入。

・昭和五十七年、一級建築士事務所登録を行なう。

・昭和六十二年四月、コンピュータ化でシステムベーシックを導入。

・平成四年、フッソ樹脂生地の溶着機械を導入。

・平成五年九月十八日、尾張町商人の“こころ意気(粋)”とこだわりをもって金沢市補助による『一品ミニ美術館』を開館する。

・平成八年二月、コンピュータOSのMacintosh・DOSV導入。

・平成八年九月、コンピュータのMacintoshによるDTP化推進。

・平成九年八月、石野テント商会ホームページを開設(過去の天気データも掲載)

・平成十年一月、環境に優しい電磁波を極限まで低減した熱溶着ウェルダー機械に更新したりと、広く現代社会をテクニカルかつヒューマンに先取りする。

・平成十年三月、Macintosh・Windows両プラットホームによるCAD導入。

・平成十一年四月一日、石野テント商会の第2ホームページを開設。


・平成十一年十二月三十日、金沢市「こまちなみ保存修景事業」で新町通り側を整備する。

・平成十ニ年六月十ニ日、石野テント商会ホームページの携帯電話三社(i_mode・AU・J_Sky)ページを発信する。

・平成十三年五月十七日、石野テント商会ホームページ・第2ホームページにJPドメインを開設。

・平成十三年七月九日、2001愛知博覧会でテイジン・デザイン賞を受賞。

・平成十三年七月ニ十七日、石野テント商会ホームページからLモードページを発信する。

・平成十四年七月十二日、石野テント商会の第3ホームページ「雨あがり」を開設。

・平成十四年九月九日、石野テント商会の新マーク(「こころ売り」をコンセプト=マークの形は「心」の字がベースになっています)を策定。

・平成十五年五月六日、「株式会社石野テント」の法人組織とし、 <七代目>が社長に就任....個人としての石野テント商会は発展的に解消する。

・平成十五年六月九日、法人化に伴い、石川県知事許可建具工事業・鋼構造物工事業を再取得(般-15545)する。

・平成十九年七月一日、 (株) 石野テントのWebShopホームページを開設。

・平成二十年五月二十四日、石川県テントシート工業組合理事長に就任。

・平成二十一年年四月一日、 (株) 石野テントの創業百周年を迎える。

・平成二十二年年四月一日、電子入札に対応する。